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2011/07/08

D1グランプリRd.6/7エビス開催における福島第一原子力発電所の事故関連に関するお知らせ

拝啓 皆様におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、1ヶ月後に迫りましたD1グランプリRd.6/7エビスについてご報告いたします。

ご承知のとおり3月11日に発生した東日本大震災により、関東地方、東北地方は大きな被害を受けました。
我々の長年のパートナーであるエビスサーキットもまた同様に被害を受けましたが、幸いにして、コース自体は大きなダメージはなく、関係者の必死の努力で無事に再開にこぎつけております。

しかしながら、現在の私たちの生活に大きく影を落としているのが福島第一原子力発電所の事故であります。
この事故によって流出した放射性物質により、現在半径20キロ以内が避難区域に指定されております。
多くのエントラント、関係者のかたの不安はまさにここにあるものと存じ下記のとおりご連絡申し上げます。

エビスサーキットが所在する二本松市は福島第一原子力発電所からおよそ60キロ離れており、二本松市のホームページで発表されている放射線量は岳温泉付近で毎時0.28マイクロシーベルトと非常に低いものです。
1日12時間屋外で活動したとして、金曜日から日曜日までエビスサーキットにとどまり続けたとしても10.08マイクロシーベルト=0.010ミリシーベルトとなります。
これは日本から太平洋を超えて飛行機でアメリカに行った場合に往復で浴びる放射線の積算量がおよそ0.19ミリシーベルトといわれておりますから、この数値の10分の1以下ということになります。
また通常、人間が生活している限り宇宙からの自然放射線を浴びますが、この量は年間2.4ミリシーベルトといわれております。

以上の数値をもとに、現状では客観的情報からイベントは開催できるという判断をもって、D1グランプリRd.6/7エビスの開催を決意しております。
もちろん、今後状況が大きく変化し、エビスサーキット付近が避難区域に指定されるような事態となった場合は中止も考慮にいれてはおります。

通年をとおして義援活動を行うと同様に、D1を開催することが、ささやかながら経済効果を生み出し、東北地方全体へ支援にもつながっていくものと考えております。
被災地エビスサーキットで行われるD1グランプリに私たちのドリフトの力を知らしめたくご参加を呼びかける次第です。
みなさまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

株式会社D1コーポレーション

■ 参考資料



エビスサーキット放射線量測定値(7月7日現在)

エビスサーキット放射線量測定値(7月7日現在)



環境放射線量測定値測定結果(二本松市)

環境放射線量測定値測定結果(二本松市)
環境放射線量測定地図(二本松)

環境放射線量測定地図(二本松)